舟形
ふながた異読 せんけい
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
navicular
文例 · 用例
舟形の湯槽に綺麗な透きとほつた湯が満々として居た。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
盆の十六日には、家に祀つてあつた、精靈の眞菰や供物を、小さい舟形に、趣向を凝らして仕立てたのに、幾本も蝋燭を立てて、町中の小川へ流す。
— ――歌になるところ―― 『山陰の風景』 青空文庫
眺望の利くところで、又『猿羽根山こえ舟形こえて逢ひに来たぞえ万場町に』といふ新庄ぶしのある山である。
— 齋藤茂吉 『支流』 青空文庫
芭蕉と曾良は馬に乗つてその峠を越え、舟形をとほり、新庄に行つたものである。
— 齋藤茂吉 『支流』 青空文庫
以上は砂鉄採取に関することであるが、その製鉄法たる「蹈鞴」といふのは、古くは「野だたら」といつて一定の地に固定せずに舟形の炉を設けて製鉄したので、今でも布部の山地にはその跡が散在し、鉄滓が出るさうである。
— 田畑修一郎 『出雲鉄と安来節』 青空文庫
又その頃同窓の廣田道太郎君が貴船神社で、奧の院の御船石の附近から出る舟形石と云ふ御守を出すのを貰つて來た。
— 濱田耕作 『石鏃の思出話』 青空文庫
三角点よりも高い一峰を踰えると、尾根は北を指して、一気に二百米以上を降り、舟形をした窪地に達した。
— 木暮理太郎 『朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅』 青空文庫
観音崎から、那古、舟形。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
足の舟状骨を骨折してしまい、しばらくギプスで固定することになった。
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この土器は、底が平らで全体が細長い舟形をしているのが特徴だ。
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公園の池には、子供たちが遊べるように舟形の遊具が設置されている。
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