日本男児
にっぽんだんじ異読 にほんだんじ
名詞
標準
Japanese man (esp. with traditional, masculine values)
文例 · 用例
汚れ易く、破れ易く、着くづれし易く、こんな服装を讃へなければならない我々日本男児は、なんとなく不幸であるやうに思へる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
これこそ日本男児ですわね。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「まあこれこそ、本当に日本男児ですわね。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
瘤取り、浦島さん、カチカチ山、その次に、桃太郎と、舌切雀を書いて、一応この「お伽草紙」を完結させようと私は思つてゐたのであるが、桃太郎のお話は、あれはもう、ぎりぎりに単純化せられて、日本男児の象徴のやうになつてゐて、物語といふよりは詩や歌の趣きさへ呈してゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
けれども、まだまだ三田君を第一等の日本男児だとは思っていなかった。
— 太宰治 『散華』 青空文庫
そんな事は絶対にあるべき筈がないが、負けるようなことがあったら、睾丸をブラ下げた日本男児は腹でも切って、カムサツカの海の中にブチ落ちることだ。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
日本男児の断じて真似てならないことだ!
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
――腰をのばして、両手を後に廻わしながら、「諸君は」とか、「私は」とか、普段云ったことのない言葉を出したり、又|何時もの「日本男児」だとか、「国富」だとか云い出した。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
作例 · 標準
「困難に直面しても弱音を吐かないのが日本男児だ」と祖父に教えられた。
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彼はまさに日本男児といった趣で、質実剛健な性格をしている。
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現代において「日本男児」という言葉は、少し古風な響きを持つかもしれない。
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