漫筆
まんぴつ
名詞
標準
random jottings
文例 · 用例
はなはだまとまらないこの一編の映画漫筆フィルムにこのへんでひとまず鋏を入れることとする。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
このはなはだ杜撰な空想的色彩の濃厚な漫筆が読者の中の元気で自由で有為な若い自然研究者になんらかの新題目を示唆することができれば大幸である。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
コーヒー漫筆がついついコーヒー哲学序説のようなものになってしまった。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
さて支那の例は、『松亭漫筆』二に引きあるごとく、明の謝在杭の『五雑組』六にいわく、「人一目して数行|倶に下る者あり。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
其中漫筆其中一人として、漫然として考へ、漫然として書き流したものである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
・をさない瞳がぢつと見てゐる虫のうごかない・くもりつめたく山の鴉の出てきてさわぐ・てふてふひらひらとんできて萩の咲いてゐる・いちにち雨ふる土に種子を抱かせる 其中漫筆行乞と魚釣、鉄鉢を魚籃として。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
其中漫筆芸術は熟してくると、さびが出てくる、冴えが出てくる、凄さも出てくる、そこまでゆかなければウソだ、日本の芸術では、殊に私たちの文芸では。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
其中漫筆 必然性(歴史的)現実 文学 可能性(社会科学的) 九月廿一日 雨、彼岸。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
旅の思い出を漫筆として書き綴った。
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気ままに書かれた彼の漫筆は、読者の心を和ませた。
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雑誌の連載で、日々の出来事を漫筆として発表している。
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