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際物

きわもの
名詞
1
標準
seasonal goods
文例 · 用例
シ※ークスピヤか、然らずんば際物かといつた調子である。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
しかるに実際物体を落す場合に完全な真空で完全に他の力を除外して実験する事はなかなか面倒である。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
そしてそこで始めて、多数の公開観覧所が卑猥なものやあくどい際物で堕落し切っているのに対して、道徳的なものをもって対抗させる機会を得るだろう。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
このほか、徳田秋声、広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、泉鏡花、川上眉山、江見水蔭、小杉天外、饗庭篁村、松居松葉、須藤南翠、村井弦斎、戸川残花、遅塚麗水、福地桜痴等は日露戦争、又は、日清戦争に際して、いわゆる「際物的」に戦争小説が流行したとき、それぞれ、こぞって動員されている。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
これらの戦争に関連した諸々の際物的流行は、周知の如く、文学作品として、歴史の批判に堪え得なかったばかりでなく、当時の心ある批評家から軽蔑された。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
この「愛弟通信」は、具体性に於て、際物的戦争小説の比ではない。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
かゝる事実は、この戦争が如何なる意義を持っていたかを説明する材料の一つとなり得るものであるが、当時の戦争文学には、田山花袋の「一兵卒」にも、際物的に簇出した戦争小説にも、勿論、桜井忠温の「肉弾」にもこれは反映しなかった。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
花袋はこの小説に於ては、その階級制に制約されながらも、他の際物的戦争小説や多くの戦争文学の作者のように、意識的には支配階級におもねっていないのである。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
2
標準
faddish product
3
標準
novel, film, play, etc. dealing with recent events or trends