ありの実
ありのみ
名詞
標準
pear
文例 · 用例
高篤三が北廓に材した随筆中、午の日の縁日に植木市を素見して歩く花魁が偶々鉢植の梨の木に梨の実の熟れてゐるのを見て朋輩を省み、「おやありのみの木だねえ」と云ふ小篇は殊に可憐である。
— 正岡容 『異版 浅草燈籠』 青空文庫
なし、ありのみ、わたしは口のうちでかうつぶやいて見て、これは木の実のなかのよほどの陰気ものだなと思つた。
— 室生犀星 『故郷を辞す』 青空文庫
作例 · 標準
庭に蟻の実を見つけた。
蟻の実は土で覆われている。
蟻の実の近くで虫が多く集まる。
雨の日に蟻の実から蟻が出てくる。