小象
こぞう
名詞
標準
young elephant
文例 · 用例
廊下などで後藤の姿を見かけてさえ正造が大声あげて罵ることを人々は知っていて、二人の顔が合えばかならず事件が起きるものとして、市井のものが路傍のいがみ合いを見るごとき無責任な喝采をなし、二人に贈るに大象小象の綽名をもってしていた。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
続いて二十六年四月、浅草観音の開帳に際し、私の父が買い取ったのは牝の小象、と言っても体重四、五百貫、身長八尺以上、吉田氏の大象を使った熟練の若者を頼んで芸を仕込み、相当呼び物になったが開帳後、やはり吉田氏の仕込んだ虎と豹を加えて名も恐ろしい「猛獣曲芸会」、六区の青木の小屋(今の大勝館の場所)で興行。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
我が肩するる婦の髪に、櫛もささない前髪に、上手がさして飾ったように、松葉が一葉、青々としかも婀娜に斜にささって、(前こぞう)とか言う簪の風情そのままなのを、不思議に見た。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
約束すらあ」と、そのひどい男たちは言って、ヨハンネスの出したお金をうけとると、こいつは、なんて人のいいこぞうだ、と、笑いながら、行ってしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『旅の仲間』 青空文庫
旅人は、めずらしいことをいうこぞうだ、とかんしんしていきました。
— 新美南吉 『売られていった靴』 青空文庫
「うるさいこぞうだね、この靴をどんなふうにはこうとわたしのかってだ。
— 新美南吉 『売られていった靴』 青空文庫
おきょうを わすれないように、こぞうさんは みちみち よんで いきました。
— 新美南吉 『こぞうさんの おきょう』 青空文庫
」 そこで、こぞうさんは うさぎと あそびました。
— 新美南吉 『こぞうさんの おきょう』 青空文庫
作例 · 標準
動物園で生まれたばかりの小象が、お母さんの後をちょこちょこついて歩いていた。
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アフリカのサバンナでは、小象たちが群れの中で無邪気に遊んでいた。
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小象の大きな耳がパタパタと揺れる姿は、とても愛らしかった。
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