春雷
しゅんらい
名詞
標準
spring thunder
文例 · 用例
厳しい克己は、春雷の轟きのように、快く、情慾の末を痺らせる。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
柔かさ、かがやかさ、尾は立てぬ、斑雪矢羽根、鳩なり、よき紫、閑かさや、そのかたち、水の輪の紋織や、嘴を、嘴を、嘴をふれ、聴くともなし、春雷。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
初雷、春をうたふ空のしらべだ、春雷。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
明け方、雷鳴そして雨声、春雷でもあるまい、冬雷か、ぬくい、ぬくい、ぬくすぎる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
春雷、身心ぐた/\になつて、それでも戻つて来た。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
十日ぶりの酒はまたかくべつの味だつた、春雷、それも酒中の一興だつた。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
雷電は夏季のものとされてゐるが、春雷冬雷の語はまた特殊の気味を持つてゐる。
— 斎藤茂吉 『雷談義』 青空文庫
春雷やたどりつきたる京の宿
— 久保田万太郎 『にはかへんろ記』 青空文庫
作例 · 標準
春雷が遠くで鳴り響き、大地がかすかに震えた。
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春雷の音を聞くと、本格的な春の到来を実感する。
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「わー、すごい春雷だ!稲妻と雷鳴が響いてる。」
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