矢面
やおもて
名詞
標準
firing line
文例 · 用例
……何んといってもそこに行くと星野は話せるよ」 ガンベは実際どこかに堅実なところがあって、それが言葉になるとうっかり矢面には立てなかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ヨオロツパでも警察力の完備した所と聞えたストツクホルム、當然喧々囂々たる非難の矢面に立つ責任者だつたから‥‥。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
さすがに鳥獣は、国主の出猟であるがために、忠直卿の矢面に好んで飛び出すものはなかった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
つつう、つつうと矢面を避けながら、機を見て、一瞬、ぱっと大きく身を泳がして、重三郎の右わき深くへ飛び込んだかとみるまに、いい音色です。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
「例えば、××鉄工所に闘争激発のために、アジテエションのビラ等を持ち込む場合、その七名の労働者を矢面に立てることは断じて得策でない。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
その話を聴くと、私達ばかりが、矢面の犠牲者と見えたが、柳下父子を始めとして、法螺忠や金蔵の悪評は、桜の時分に此処に私達が現はれると直ぐにも聞いたはなしで、彼等が夜歩きや踊り見物に現れるのを見出す者は無かつた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
その話を聴くと、私たちばかりが、矢面の犠牲者と見えたが、柳下父子を初めとして、法螺忠や金蔵の悪評は、桜の時分に此処に私たちが現われると直ぐにも聞いたはなしで、彼らが夜歩きや踊り見物に現われるのを見出す者はなかった。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
しかるに不幸にしていつたん作品ができあがつて世に現われるやいなや、この切紙細工のぼつちやんは突然防弾衣のごとく雨と降りくる攻撃の矢面に立たされる。
— 伊丹万作 『雑文的雑文』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不正を告発し、一人で矢面に立つ覚悟を決めた。
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経営危機に際し、社長が自ら矢面に立って説明を行った。
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彼は批判の矢面に立たされながらも、自分の信念を貫いた。
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標準
in front of a flying arrow (fired by the enemy)
作例 · 標準
無謀にも彼は矢面に飛び出し、敵に立ち向かった。
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味方の兵士を守るため、彼は矢面に立ち続けた。
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彼の勇敢な行動は、矢面に立つことを恐れない精神を示していた。
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