アウスト
アウスト
動詞-サ変
標準
oust
文例 · 用例
ゲーテのフアウストやミルトンの失樂園やは、今日に於て既に詩の範圍に屬さない。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
作者は、フアウストの一頁も、ペンテズイレエアの一幕も、おそらくは、讀んだことがないのではあるまいか。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
杏奴女史の先君の為めには、同じ大正二年に、其翻訳にかかる「フアウスト」の為めに装幀の図案をした。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
サン・ペトロ・ジヨオルジヨオ、フアウスト等の生る可き世では無い。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
ワグネルが『タンホイゼル』の第三|齣、『フアウスト』歌劇中のローマンマーチ、さてはかの名高き『ウヰルヘルム・テル』の管絃楽『ローヘングリン』の花嫁の進行曲もありき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
」と云ひながらアウエルバツハの酒場で不良学生が「毒を呑んだ鼠」の歌を唄ふところが僕の不断に愛読する「フアウスト」の中にあつて、鼠が「苦痛に堪へ兼ねここかしこ、掻き※りては噛み囓り、悶え悶えて跳ね狂ひ、甲斐なく萎れて倒れしは、恋に焦れて悶ふるやうに――。
— 牧野信一 『僕の運動』 青空文庫
これは、第一章フアウストの独言から、第三章グレツチエンの物語までを書いて、がつくりしてしまつた「フアウスト」の作者が、四ヶ年間の断筆苦悩の上句、一七九四年となつてワイマールに居を移した時に、シラアが彼に書き贈つた手紙の一節なんだが。
— 牧野信一 『手紙』 青空文庫
「……希望は、貴下がフアウストの続稿を拝読いたしたしとの他に今や何ものも無之御座候。
— 牧野信一 『手紙』 青空文庫
作例 · 標準
これはアウストの例句です。