いい感じ
いいかんじ異読 よいかんじ
表現名詞多音語
標準
pleasant feeling
文例 · 用例
一体蝸牛は形そのものが余りいい感じのものではない。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
そして淵君が篤君との關係で僕に種々な心遣ひをさせることなく僕をうけ入れて呉れたことにも僕はいい感じを持つた。
— 梶井基次郎 『淺見淵君に就いて』 青空文庫
そしてさうした二人の兄弟仲からまたいい感じを僕はうけとつたのである。
— 梶井基次郎 『淺見淵君に就いて』 青空文庫
私はこの警官に対して何となくいい感じを懐くと同時に自分の軽率な行為を恥じる心がかなり強く起った。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
他の多くの演奏者と対比した時にいっそう何かしら全くちがったいい感じがした。
— 寺田寅彦 『二十四年前』 青空文庫
五年勤労に酬いるのに、何か記念の品をと望まれて、悟も徳もなくていながら、ただ仏体を建てるのが、おもしろい、工合のいい感じがするで、石地蔵を願いました。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
この被告の外貌は見る人にいい感じを与へる処が一つもない。
— 平出修 『公判』 青空文庫
肌の濃かな、男にしてはにやけすぎる程色の白い彼の頬は、心もち紅をさしたかと思はれるやうな、うつすりといい感じの色がいつも漂つてゐた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
作例 · 標準
このデザインはいい感じになってきたものだ。
二人の関係はいい感じに進んでいるものだ。
新しい部署の雰囲気はいい感じだものだものだ。
その企画はいい感じで進行しているものだ。