枯葎
かれむぐら
名詞
標準
creeping plant withered in the winter cold
文例 · 用例
枯葎を手探りで、墓から迷って出たように、なお夢心地で、潜門を――何となく気咎めがして――密と出ると、覚えた路はただ一筋、穴の婆さんのあたりに提灯が一つある。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
暖かな雨が降るなり枯葎 子規 葎は枯れてしまっていて、春になったとはいうもののまだ春が浅いから、少しも青いものは見えぬ、けれどもさすがに春らしい暖い雨が降って、その枯葎の上に降りかかっているというのである。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
作例 · 標準
冬の散歩道には、霜枯れて茶色くなった枯葎が地面に絡みついていた。
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誰も手入れしない荒れた庭には、枯葎が広範囲を覆っていた。
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春になると、枯葎の下から新しい緑の芽が顔を出すのが毎年楽しみだ。
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