満ち干
みちひ異読 まんかん
名詞多音語
標準
ebb and flow
文例 · 用例
フリート街やストランド街を通って、満ち干きするように絶えず変わりゆく人生の万華鏡を眺めた。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
はかりなき千尋の底の海松房の生ひ行く末はわれのみぞ見ん 源氏がこう告げた時に、女王は、千尋ともいかでか知らん定めなく満ち干る潮ののどけからぬに と紙に書いていた。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
ほをりの命の授つて来られたのは、汐の満ち干る如意宝珠ばかりでなく、おのが敵を貧窮ならしめ、失敗せしめる呪咀の力であつた。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
又此汐の満ち干る如満ち干よ。
— 折口信夫 『「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ』 青空文庫
そのときすでにそれは水嵩の満ち干をはじめており、その水を浄めて今見るような色あいを帯び、地上における唯一のウォールデン池たること、そして天上的な露の蒸溜所たることの特許を天から獲ていたのである。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
池は満ち干する、しかしそれが規則的であるかどうか、どういう期間内におこなわれるのかは誰にもわからない――例によってわかったような顔をする者は多いけれども。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
一日のうちに満ち干のある多くの池やすべての水とはちがって、ここの岸は水がいちばん低いときに最もきれいなのであるから。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
われわれは、めいめいうしろに、もし各人がそれを自分の心に汲み入れさえすれば、英帝国を芥のようにただよわすことのできる大きな潮が満ち干していることを信じない。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
潮の満ち干を計算して、干潟での潮干狩りの時間を決める。
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月の引力が海水の満ち干に影響を与えることは、理科の授業で習った。
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人生の浮き沈みを、激しく入れ替わる海の満ち干に例えた詩を読んだ。
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