樽屋
たるや
名詞
標準
文例 · 用例
小説をかいたりするよりは、大工か、樽屋になっていた方がよかったかもしれない。
— 黒島傳治 『自画像』 青空文庫
だが、樽屋になると、又賃銀が安い。
— 黒島傳治 『自画像』 青空文庫
鍛冶屋、仕立屋、水車小屋、せんべや、樽屋。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
樽屋の次郎さんがつかつかとはいってきて、「空気入れ、すまんがかしてや」といったかと思うと、もう、空気ポンプをつかんで出ていったのである。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
樽屋の木之助爺さんの話では、この鐘をつくった鐘師がひどいぜんそく持ちで、しょっちゅうのどをごろごろいわせていたので、それが鐘にもうつって、この鐘を叩くと、ごオんのあとに、ごろごろという音がかすかに続く、それで誰いうとなく、ごんごろ鐘と呼ぶようになったのだそうだ。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
」と、樽屋の木之助爺さんと、ほか二、三|人の老人があいづちをうった。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
「こいつのイ、樽屋の清さの子供だけどのイ、下駄を一足やっとくれや。
— 新美南吉 『狐』 青空文庫
あとから、おっ母さんが銭もってくるげなで」 みんなは、樽屋の清さの子供がよく見えるように、まえへ押しだしました。
— 新美南吉 『狐』 青空文庫
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樽屋(たるや)は、江戸の町政を司る町年寄三家の1つ。家紋は桔梗。江戸草創期以来の旧家で、町年寄を世襲で勤め、当主は樽屋藤左衛門と名乗った。
出典: 樽屋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0