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本志

ほんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかし耕雲斎にして見ると、一橋公の先鋒を承る金沢藩を敵として戦うことはその本志でなかった。
第一部下 夜明け前 青空文庫
」「して見るとあの本居先生なぞが『古事記伝』を書いた本志は、こうまで道をあけるためであったかと思いますね。
第一部下 夜明け前 青空文庫
が、文壇的活動は元来本志でなく、一時の方便として余儀なくされたのだから、その日その日を糊口する外には何の野心もなかった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
こゝに予て飯島様へお出入のお医者に山本志丈と申す者がございます。
怪談牡丹灯籠 怪談牡丹灯籠 青空文庫
四 さて萩原新三郎は山本志丈と一緒に臥竜梅へ梅見に連れられ、その帰るさに彼の飯島の別荘に立寄り、不図彼の嬢様の姿を思い詰め、互いに只手を手拭の上から握り合ったばかりで、実に枕を並べて寝たよりも猶深く思い合いました。
怪談牡丹灯籠 怪談牡丹灯籠 青空文庫
六 萩原新三郎は、独りクヨ/\として飯島のお嬢の事ばかり思い詰めています処へ、折しも六月二十三日の事にて、山本志丈が訪ねて参りました。
怪談牡丹灯籠 怪談牡丹灯籠 青空文庫
この点は、余がさきに、迷信は非倫理的にして、宗教は倫理なり、と述べたる条項をあわせて考えていただきたい」 かくのごとく、迷信について説きさり述べきたりたる余の本志は、他にあらず。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
萩原新三郎を、飯島の娘お露の柳島の寮へさそっていくお幇間医者山本志丈を、「大概のお医者なれば一寸紙入れの中にも、お丸薬や散薬でも這入っていますが、この志丈の紙入の中には手品の種や百眼などが」云々と紹介しているのは、いかにもその人柄が一目瞭然とされておもしろい。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫