緊褌一番
きんこんいちばん
名詞
標準
gird oneself up
文例 · 用例
でも、あしたは本職の役者の前でやるのだから、ちょっと今夜は酷評して緊褌一番をうながしてみたんだがね。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
そして、其等の轍をふまないために、今こそ我々は緊褌一番すべきであると。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
西洋人の真似して、猿股を着けおれるなるべし、猿股にては、緊褌一番ということも出来ず。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
緊褌一番のときだぞ!
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
僕達四年生としては、うっかりしていればこの通りという実物教訓に行き当って、緊褌一番、先輩のように課外準備を苦しがってチョクチョク脱けませんと、担任の先生に誓う外はなかった。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫