呑吐
どんと
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #33338 · 青空 23 例
標準
swallowing and spitting out
文例 · 用例
世界呑吐の元の野望敢て挫かん鉄石の、この人ありや執権時宗、観ずれば明鏡止水のごとく、断じては山河ことごとく震ふとかや。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
水を呑吐する大小の窟許多ありて、中には波の返す毎に僅かに其天井を露すあり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
小熊秀雄全集-11詩集(10 )風物詩篇小熊秀雄東京風物伝東京駅東京駅はウハバミの燃える舌で市民の生活を呑吐する玄関口、朝は遅刻を怖れて階段を一足とび夕は疲れて生気なく沈黙の省電に乗る所詮、悪蛇の毒気に触れて人々の痲痺は不感症なり。
— 詩集(10 )風物詩篇 『小熊秀雄全集-11』 青空文庫
火と煙と砂とを自由に呑吐する鈴で、三界の悪魔も聖者も決してこの鈴には敵さないのである。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
早く言えば、空というひとつの高いはっきりした存在があるのではなく、ろんどんの呑吐する煙が厚い層をなして、天と地を貫いて立っているにすぎなかった。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
かれは海と陸に跨がって、いつも口いっぱいオゾンを呑吐している。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
乗客を満載した電車の列は市の端れから駛って来ては桟橋の此方で車を停め、そこで乗客を呑吐して又市の方へ駛って行く。
— 国枝史郎 『死の航海』 青空文庫
ノックして、はいると、細長い部屋に、細長いテーブルがあって、その上には手擦れのしたタイプライタアがのっていて、主人公は、その奥からむっとするほど部屋に溜った、ファテマの煙を呑吐しておった。
— 前田河広一郎 『ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より』 青空文庫
作例 · 標準
彼は意見を呑吐することなく、率直に語った。
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政治家は、国民の意見をよく呑吐して政策に反映すべきだ。
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情報の呑吐が激しい時代になった。
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