肌身
はだみ
名詞頻度ランク #40413 · 青空 282 例
標準
body
文例 · 用例
「侘び」の心境するものは、悲哀や寂寥を体感しながら、実はまたその生活を懐かしく、肌身に抱いて沁々と愛撫している心境である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
竹三郎は、初めて、幹太郎とすゞと、幹太郎の妻のトシ子を内地からつれて来しなに、もう、早速、一封度ずつ、三人に、肌身につけて上陸するように強いた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
五挺のピストルと、八千円の預金通帳を肌身につけて離さなかった山崎は、ぱたりひっくりかえった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
思案に尽きて終に自分の書類、学校の帳簿などばかり入て置く箪笥の抽斗に入れてその上に書類を重ねそして鍵は昼夜自分の肌身より離さないことに決定て漸っと安心した。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
正の肌身はそこで藻抜けて、ここに空蝉の立つようなお澄は、呼吸も黒くなる、相撲取ほど肥った紳士の、臘虎襟の大外套の厚い煙に包まれた。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
部屋の鍵は何時も肌身を離さなかった。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
さあ、此処に鍵があるから誰にも盗まれぬように大切に肌身につけて置きなさい。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
』 イワンは胸から、あんなに大切にして肌身につけていた銀の小箱の鍵をとって、惜しげもなく兄に渡してしまいました。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
作例 · 標準
幼い頃から肌身離さず持っていたお守りだ。
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彼は肌身を惜しまず、困っている人を助けた。
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大事な秘密は、肌身に刻んでおくものだ。
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