高火度
こうかど
表現
標準
high fired (e.g. 1400 degrees)
文例 · 用例
「いいえ、実盛塚へは――行こうかどうしようかと思っているので、……実はおたずね申しましたのは。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
しかし、僕はまさか、ツネちゃんに恋いこがれて、ツネちゃんの射的場へ行こうかどうしようかと、門のところで思い迷っていたというわけでは決してない。
— 太宰治 『雀』 青空文庫
「町へ行こうかどうしようかと考えているんだ」「行こうか京極、戻ろか吉田、ここは四条のアスファルトだな」と、赤井は歌うように言って、「僕も行こうと思っていたところだ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
牛込ご門の前のところにやはり一丁、それからぐるっと濠を回って、四ツ谷ご門のめえにも同じく一丁、あれからしばらくとだえているんで、もうそれっきりどこにもあるめえと思ったら、土橋ご門の前の向こうかどにやっぱり一丁置いてあるんですよ。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
あの三下奴をちょいと向こうかどまで連れていってね、どうでえ、わけえの、おいらもさいころは大好きなんだ。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
」 向こうかどをこちらへ大声で呼びながら、そのことばを裏書きでもするように必死と駆けてきたのは、ひと目にそれとわかるご番所からの使いです。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
小枝もつれて行こうかどうしようかという場合のごたつきかた、それからホテルの食堂での晩餐のとき多計代が小枝にもとめたこまかいサーヴィスの模様。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
阿Qは壁に対って跪坐し、これも神威に打たれていたが、この時両手をついて無性らしく腰を上げ、いささか沫を食ったような体でドギマギしながら、帯の間に煙管を挿し込み、これから米搗きに行こうかどうしようかとまごまごしているところへ、ポカリと一つ、太い物が頭の上から落ちて来た。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
作例 · 標準
この陶芸作品は、高火度でじっくりと焼き上げることで、独特の深い色合いを引き出している。
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薪窯を用いて高火度で焼成する際、火の回り方を絶えずチェックしなければならない。
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高火度にも耐えられる特殊な粘土を使用することで、強度の高い業務用食器が作られる。
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