櫑子
らいし
名詞
標準
tall container resembling a serving table (used for serving sake, confectionery, etc.)
文例 · 用例
私の友人は、ほんの数えるくらいしか無い。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
何台目かに来た浜町行に乗込んだら幸いに車内は三、四人くらいしか乗客はなくてこの頃のこの辺のバスには珍しくのんびりしていた。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
ロンドンからの便りでは、新聞や通俗雑誌くらいしか売っていない店先にも、ちゃんとアインシュタインの著書(英訳)だけは並べてあるそうである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
東京辺と四国の南側の海岸とでは満潮の時刻は一時間くらいしか違わないし、満干の高さもそんなに違いませんが、四国の南側とその北側とでは満潮の時刻は大変に違って、ところによっては六時間も違い一方の満潮の時に他の方は干潮になる事もあります。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
Tofts の新居に実験室を造ろうと考えてマクスウェルの知慧を借りたりしたが、結局ここにはわずかに四箇月くらいしか居ないことになった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
電燈はその村に来ているが、私の家は民家とかなりかけ離れた処に孤立しているから、架線工事が少し面倒であるのみならず、月に一度か二度くらいしか用のないのに、わざわざそれだけの手数と費用をかけるほどの事もない。
— 寺田寅彦 『石油ランプ』 青空文庫
その上に肝心な研究費はいつでも蟻の涙くらいしか割当てられない。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
船の長さは五割も長くなり、トン数は三倍の余に達し、機関の馬力は五倍に届いたが、ただ速度のみはこの割に増す事が困難で二割五分くらいしか増していぬ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作例 · 標準
宮中の宴で、豪華な櫑子に盛られた菓子が供された。
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博物館で、平安時代の櫑子が展示されており、その精巧な作りに見とれた。
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櫑子は、儀式やお祝いの席で用いられる特別な器だ。
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