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於虎

於虎
名詞
1
標準
文例 · 用例
於市・於虎 きょうは良人の姿にも、閑日の寛ぎが見える。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
「仲よくいたせよ」「はい」「於市は、年上であるぞ」「はい」「新参の於虎を、よく面倒みてやらねばいかぬ」「はい」「では、退れ――」 と、いってまた、堀尾茂助へ、「何分まだ稚いが、そちの組へ預けておく。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
元服前の小童は、それを呼ぶのに、女子のように、名の頭字に「お」をつけて、市松を於市とか、虎之助を略して於虎という風によぶのは、その頃の慣わしだった。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
於市と於虎は、主君へお辞儀をすますと、茂助の後に従いて退って行った。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
叔母御、安心するがよい」 藤吉郎はなお、寧子に向って、於虎の母へ、城内の住居を与え、何かと平常も談し相手になってやるがよいと云い足した。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
於虎の母は、「御恩は忘れませぬ」 と、彼の温情をふし拝んだ。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
ひと月も経つと、於虎は、馴れるどころか、生来の面目をあらわして、城内第一の腕白者と名を取ってしまった。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
於虎が現われてから、於市は、自分の名声を奪われたように、忽ち彼を敵視した。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫