ゴテゴテ
ゴテゴテ異読 ごてごて
副詞副詞-と動詞-サ変名詞-の形容詞
標準
thickly
文例 · 用例
リアリズムを標榜する多くの作家が、描かんとする人生の凡ての些末事を、ゴテゴテと何らの撰択もなく並べ立てるに比して、志賀氏の表現には厳粛な手堅い撰択が行われている。
— 菊池寛 『志賀直哉氏の作品』 青空文庫
『先程技師の人から、天祥丸が四日市へ寄港したと聞いた時に、僕はふとあの広告マッチの関東煮としてある方ではなく、その裏側のレッテルに、ヨの字を冒頭にした幾つかの片仮名が、ゴテゴテ小いさく並んでいたのを思い出したんだ。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
「見張所へ行って、はの百二十一の坑夫は誰だか、直ぐに聞いて来てくれ」「こういうゴテゴテした際に」監督が乗り出して云った。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
椿岳の画は今の展覧会の絵具の分量を競争するようにゴテゴテ盛上げた画とは本質的に大に違っておる。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
書斎は二階であったが、椅子テーブル式で、クローム画の額や、ブロンズや、西洋家具の古道具屋から仕入れたものをゴテゴテ列べ、何のツモリか知らぬが弾けもせぬヴァイオリンが壁へ掛けてあった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
何思ったか例の案内人は、宇利氏の背後から押しのけるようにして柵を飛び越そうとしたが、宇利氏に引きとめられて、しばらくゴテゴテと押し合い揉み合い、やがて馳けつけたほかの駅員達に取押えられて、どうやら観念したらしく、事務室のほうへ連れて行った。
— 大阪圭吉 『三の字旅行会』 青空文庫
」「さあ、それについてはいろいろゴテゴテもあるふうぢやて。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
どぎつい岩ものをゴテゴテと盛上げて、それで厚味があるとかいう風に考えられてでもいるような作が、あの広い会場を一杯に占領しているのを見ますと私はただ見渡しただけで吃驚りさせられるばかりでした。
— 上村松園 『帝展の美人画』 青空文庫
作例 · 標準
ケーキにクリームがゴテゴテと塗られていて、とても甘そうだ。
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舞台衣装にはスパンコールがゴテゴテと施されており、派手だった。
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「この絵、ゴテゴテしすぎてて、何を伝えたいのかわからないね。」
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標準
(complain) endlessly
作例 · 標準
彼は些細なことでもゴテゴテと文句を言うので、皆うんざりしている。
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「もう、彼のゴテゴテとした不満を聞くのは疲れたよ。」
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ゴテゴテと不平を言うばかりでは、何も解決しない。
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