卒がない
そつがない異読 ソツがない
表現形容詞
標準
cautious
文例 · 用例
しかし利休に至っては、時にまるで赤児のよう、時にはまるで賢者のよう自由自在に振舞って、しかも一向そつがないのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
但し、一方にさういふ風にそつがないと共に何処かもう少し活気があつても好くはないか、余りに小心にすぎはしないか、欠点なんかあつても構はないから、もうすこし自由に振舞つて見たら何うかといふやうな気がした。
— 田山録弥 『月明夜々』 青空文庫
もう逃がさねえぞ」 まことに、いつもながら名人右門のすることなすことには、そつがない。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
むろん、すぐにも詮議に押し入るだろうと思われたのに、つねに周到綿密、目の光らせどころにそつがないのです。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
まづくはない、殊に、そつがない。
— 岸田國士 『戯曲二十五篇を読まされた話』 青空文庫
鬢の毛の薄い、血の気のない、ひょろりとした面長な顔をうつむけ、ひょっくりひょっくり歩くところなどは、うらなりのへちまが風に吹かれているようで、いかにも貧相な見かけだが、よく頭のまわる、気先の鋭い天性の才士で、そつがないとは、この人物のためにつくられた形容かと思われるほど、抜目のない男であった。
— 久生十蘭 『無惨やな』 青空文庫
出来たものを見ると形に無駄がなく塗も正直で、仕事にそつがない。
— 柳宗悦 『全羅紀行』 青空文庫
エルマンの演奏はやや豊婉に過ぎるかも知れないが、代表的なイタリー古典を面白く聴かせる術にはそつがない。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
作例 · 標準
桜が舞う季節、多くの学生が卒業を迎える。
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大学を卒業したら、海外で働きたいと思っている。
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学んだことを活かし、社会に貢献できる人材に卒業したい。
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