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灌水

かんすい
名詞
1
標準
文例 · 用例
」と、とんきょうにさけんで、こんどは灌水浴をするつもりで下へおりました。
LYKKENS KALOSKER 幸福のうわおいぐつ 青空文庫
と、灌水のひらいた、夕立のような音がする。
小栗虫太郎 一週一夜物語 青空文庫
アファナーシイ神父が、村ぢゆうをまはつて、往還といふ往還に聖水を撒き、*灌水刷で悪魔ばらひをして歩いたけれど、なんの役にも立たなかつた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 前篇 青空文庫
灌水刷 毛の長い、筆の形をした刷毛で、これに聖水を浸して人や物に撒りかける。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 前篇 青空文庫
トルケスタン地方では、農民を武力で脅し、コルホーズに加入したがらない者の耕地には灌水してやらないとか、工業製品を供給してやらないとか脅した指導員があった。
宮本百合子 道標 青空文庫
これは全く正隆にとっては、眠気醒しの、灌水浴ともいうべきものであった。
宮本百合子 渋谷家の始祖 青空文庫
また、杭州の西湖は別として、楊州の通称西湖は大運河の名残りの川沼であり、南京の秦淮河は灌水の濠であり、そこに浮ぶけちな画舫ぐらいなものは上海にもあってよかろうと、甚だ謙遜な要求をもなすまい。
豊島与志雄 上海の渋面 青空文庫
昔からタヾの医者でなかった翁の所謂灌水は単に身体の冷水浴をのみ意味せぬ如く、治術も頗活機に富んだもので、薬でなくてはならぬときめこんだ衆生の為に、徳島に居た頃は不及飲と云う水薬を調合し、今も待効丸と云う丸薬を与えるが、其れが不思議によく利くそうだ。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
ウィキペディア

灌水(潅水、かんすい)とは、水やり、水を注ぐこと。

出典: 灌水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0