忠義一途
ちゅうぎいちず
名詞形容動詞
標準
staunch (steadfast, single-hearted) in one's devotion to his master (lord)
文例 · 用例
忠義一途の用人は、きのう中にすこしは何かの手がかりは付いたかと問い合わせに来たのであった。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
それが正直一遍、忠義一途に世の中を貫いて行く武士のまことの心がけじゃまで……さもないと不忠不義の輩に欺されて一心、国家を過つような事になる。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
主君から、予期せざる暴行を受けて、勘之介ははっと色を変じたが、忠義一途の彼は、決して身体をかわさなかった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
頑固ではあるが、主家に対しては忠義一途の人じゃ。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
世の荒波にジッとたえて高貴な魂を失うことなく、千代梅の内儀に対しては忠義一途、人々に親切で思いやり深く、人柄としては世に稀れな少年だった。
— 東京ジャングル探検 『安吾巷談』 青空文庫
忠義一途なこころから、老女が力いっぱいに葵をつかまえる。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
皆んな一生奉公で」 それは恐ろしい犧牲ですが、その犧牲をさへ意識しないほど、代々の香七、香兵衞、香之助は忠義一途に凝り固まつて居たのでせう。
— 五つの壺 『錢形平次捕物控』 青空文庫
いかにも着實さうで、羊羹色の紋附と共に、何んの疑念も不平もなく、忠義一途に世に古りた姿です。
— 若黨の戀 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は主君に対し、忠義一途の精神で仕え続けた。
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忠義一途な家臣たちの支えが、彼の困難を乗り越える力となった。
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その武士は忠義一途な生き方を貫き、多くの人々に尊敬された。
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