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間知

けんち
名詞
1
標準
文例 · 用例
甲の理由は人間知力の有限であって、乙の理由は人間生命の有限である。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
私いままで、ずいぶん世間知らずだったのね」 と言い、それから、もっと言いたい事があったけれども、お座敷の隅で静脈注射の支度などしている看護婦さんに聞かれるのが恥ずかしくて、言うのをやめた。
太宰治 斜陽 青空文庫
その為に世間知らずの非常なはにかみやになって終いました。
太宰治 わが半生を語る 青空文庫
二つずつあるのは空間知覚のためであって、二つの間の距離が空間を測量するための基線になるのである。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
しかし物を言っている顔の大写しなどの場合には、この耳と目との空間知覚の齟齬が多少は起こるかもしれない。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
しかし上記のような耳と目との空間知覚性の差別は、トーキー製作者の一応記憶していてもしかるべき事であろうと思われる。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
まア我儘な、世間知らずのお坊ちやん育ち、それに異性との苦勞もさして知らないのだから、作家的に言へば甚だ貧弱な半生の持主である。
南部修太郎 自分のこと 青空文庫
間知らずの少女が意地を張り出したように鼈四郎にはとれた。
岡本かの子 食魔 青空文庫