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むっくり

むっくり異読 むくり
副詞副詞-と
1
標準
abruptly (rising)
文例 · 用例
れいの低い声で、「きょうは八十八夜」そうひとこと呟いたかと思うともう、てれくさくてかなわんとでもいうようにむっくり立ちあがって両肩をぶるっと大きくゆすった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
柚木の鼻に香油の匂いがして、胸の前に後|襟の赤い裏から肥った白い首がむっくり抜き出て、ぼんの窪の髪の生え際が、青く霞めるところまで、突きつけたように見せた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
はじめには負傷者の床の上で一枚の獣皮を頭から被って俯伏しになっているが、やがてぶるぶると大きくふるえ出す、やがてむっくり起上がって、まるで猛獣の吼えるような声を出したりまた不思議な嘯くような呼気音を立てたりする。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
むっくり半身を起して、物ほしげな顔をするのは凍傷の伍長だった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
きっとそうだ、と思うと、ぎょっとして夜中に床からむっくり起き上った事さえありました。
太宰治 トカトントン 青空文庫
私はむっくり起きて、前夜の原稿を読み直した。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
蛙はそれを聞くと、むっくり起きあがってあぐらをかいて、かばんのやうな大きな口を一ぱいにあけて笑ひました。
宮沢賢治 洞熊学校を卒業した三人 青空文庫
蛙はそれを聞くと、むっくり起きあがってあぐらをかいて、かばんのような大きな口を一ぱいにあけて笑いました。
宮沢賢治 蜘蛛となめくじと狸 青空文庫
作例 · 標準
彼は朝、むっくりと布団から起き上がると、すぐに仕事に取りかかった。
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長い休憩の後、むっくりと体を起こし、再び作業を始めた。
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猫は暖かな日差しの中で眠っていたが、物音にむっくりと目を覚ました。
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2
標準
slowly (rising)
作例 · 標準
冬眠から覚めた熊が、むっくりと穴から出てきた。
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地面からむっくりと芽を出し始めた植物に、春の訪れを感じた。
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会議中、居眠りをしていた彼は、呼ばれてむっくりと顔を上げた。
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3
標準
plump
作例 · 標準
生まれたばかりの赤ちゃんは、手足がむっくりとしていて可愛らしい。
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彼女のむっくりとした頬は、健康的な印象を与えていた。
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焼きたてのパンは、むっくりと膨らんでいて、食欲をそそる。
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むっくり(むっくり) — 幻辞.com