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走り戻る

はしりもどる
動詞
1
標準
文例 · 用例
私はもう自分の疲労も、空腹も、意地も、意気ごみも、一種の狂気も忘れ、いきなり走り戻ると、一郎の前に背中を向けてやり、ぐんなり、崩れ、しっかり両手で纒りついたその小さい身体を、無言のまま背負い上げてやった。
田中英光 箱根の山 青空文庫
やや暫く注視を怠らないでいるうちに、附いては離れ、或いは飛び違い、走せ戻り、時とすると、一町二町を一人が走り移って、また走り戻ることもある。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫