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烏貝

からすがい
名詞
1
標準
文例 · 用例
それは烏貝がフランス程普遍的な食物になっていないことだ。
岡本かの子 異国食餌抄 青空文庫
日本では海水浴場の岩角にこの烏貝が群っていて、うっかり踏付けて足の裏を切らないよう用心しなければならない。
岡本かの子 異国食餌抄 青空文庫
烏貝はフランス語でムールと云う。
岡本かの子 異国食餌抄 青空文庫
帰りしなに、そのレストランの裏口のところを通ったら、日本の烏貝のような大きな黒い貝殼が山とすてられていた。
宮本百合子 道標 青空文庫
ところが、その波止場には、税関吏、運送屋、宿引き、烏貝売り、憲兵、人足、小豆拾い、火夫、人さらい、トーマス・クックの通弁、……そういった輩が、材木、小麦、椰子の実、古錨、オーストラリヤの緬羊、瀝青、鯨油の大樽と、雑多に積みあげられた商品や古物の間を、裾から火のついたように走り廻っている。
乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻―― ノンシャラン道中記 青空文庫
見た所真珠イガイ即カワシンシュガイと、Unio Complanatus〔烏貝の一種〕とに似たものである。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
たまさかに参詣の旅人をのせてくる村の人は芝蝦や烏貝といっしょにこの寒村のつまらぬ名物のひとつとして私の話をするのであろう。
中勘助 島守 青空文庫
と言って,その所作をまねると満足して退散する.これは相手が男性のトイポクンペの場合だが,相手が女性のトイポクンペなら,カラス貝|様のものだけ地表に露わして,オヘッラヘラ(12)させているものだという.その場合は多少文句を変えて,エアニ パテッ     おや,すばらしいポッ エコロ?
知里真志保編訳 えぞおばけ列伝 青空文庫