膏腴
こうゆ
名詞形容詞-語幹
標準
fertile soil
文例 · 用例
また且つ平民の膏腴、肆に貪食するに任す。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
即ち仏堂を毀ち、学校を興し、瘠土を開拓して膏腴の地となし、暗礁を除いて航路を開き、農兵を置き、薬草を植え、蜜蜂を飼い、蛤蜊を養殖するなど、鋭意新政を行って四民を裨益したことは頗る多かった。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
然れども地底の岩を音なしに流るゝ水こそ地面を膏腴]にする者なり、彼れ数学者が人知らず辛棒せし結果は我人民の推理力を養うて第十九世紀科学|跋扈の潮流に合することを能くせしめたりき。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
氣候温暖、草木冬青、土地膏腴、水多陸少、以小環挂項、令入水捕魚、日得百餘頭。
— 魏徴 『隋書倭國傳』 青空文庫
こうゆふ夜私はいつも美しい孔雀の羽根を思ひ出します。
— 牧野信一 『〔編輯余話〕』 青空文庫
こうゆう場合に生れた子供に対する父の気持は余程複雑ではあるが、それらの気持は純粋な子供に対する愛に依つて統一されてゆく、その辺の叙実は要をとらへて、はつきりと浮び出てゐる。
— 六月創作評 『海浜日誌』 青空文庫
こうゆう場合この詩集は私に取つて仏陀の教典よりも基督の福音書よりも貴い救ひの書です。
— 牧野信一 『青白き公園』 青空文庫
然し弱つたな……だけどこうゆう晩は歩くことは好きさ、気持がいゝぢやないか、えゝ?
— 牧野信一 『坂道の孤独参昧』 青空文庫
作例 · 標準
この土地は膏腴に富み、豊かな収穫が期待できる。
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祖先たちは、この膏腴な土地を開墾して村を築いた。
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戦争で失われた膏腴な大地を取り戻すことは、容易ではなかった。
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