低語
ていご
名詞動詞-サ変
標準
whispering
文例 · 用例
そして肩のうしろより低語き、なげきは見えざる玩具を愛す。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
「たうとう來やアがつた」と、義雄は低語したが、その調子が引き締つてゐるのを身づからもおぼえた。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
玄機の書斎からはただ微かに低語の声が聞えるのみであった。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
女生れていまだ首※を被かず、この者わが邑を、人いかに誹るとも、汝の心に適はせむ 四三―四五汝この豫言を忘るゝなかれ、もしわが低語汝の誤解を招けるならば、この後まことの事汝にこれをときあかすべし 四六―四八されど告げよ、かの新しき詩を起し、戀を知る淑女等とそのはじめにいへる者是即ち汝なりや。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
勝家の苦境を救おうとするかの如く、滝川一益が側の者に急に私語し始めたのをきっかけに、諸所において、低語歎息が聞え出した。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
お舟がきれいに明りをつけていごいていますね。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
尤もラグリーは怒つたあとではたいていごく太つ腹になるんですがね。
— THE QUICK ONE 『手早い奴』 青空文庫
作例 · 標準
彼の低語は、周りの喧騒にかき消されてしまった。
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図書館では、低語で話すのがマナーだ。
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誰もが彼の低語に耳を傾け、緊張した空気が流れた。
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