仏印
ふついん
名詞
標準
French Indochina
文例 · 用例
蘇東坡仏印と飲んで一令を行うを要す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ブラントームの『レー・ダム・ガラント』第二に、ある紳士が美人睡中露身を見て一生忘れず、居常讃嘆してわれ毎にこれを観想するのほかに望みなしといったとあるは、仏印の所想とすこぶる違う。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ベルを押してゐると、仏印へなぞ行つてゐた事が、嘘のやうな気がして来た。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
」「仏印へ行つてました、幸田ゆき子です」「はア……。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
ゆき子は仏印から引揚げて来た事情を話した。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
仏印から引揚げて来たと聞いて、細君は同情したのか、茶を淹れたり、芋干しを出したりした。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
三 幸田ゆき子が仏印のダラットに着いたのは、昭和十八年の十月も半ば過ぎであつた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
――茂木技師は、仏印の林業調査に軍から派遣される事になり、同じ農林省で働いてゐるタイピストを募つて、それぞれの部署に一人づつのタイピストを置いて来る事になつてゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
作例 · 標準
第二次世界大戦前、この地域は仏印と呼ばれ、ゴムや米の重要な供給地となっていた。
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祖父は若かりし頃、商社マンとして仏印に駐在し、現地の商人たちと取引を行っていたそうだ。
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歴史の授業で、かつての仏印が現在のベトナム・ラオス・カンボジアにあたることを学んだ。
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