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締め直す

しめなおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to retighten
文例 · 用例
大河をまへに、唇に啣えた帯留の金――手をうしろにまはして、暑さうなものごしの、なにかしら寂しさうに、きりきりと締め直す黒い繻子の一筋。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
駿介は靜かに起きて、丹前を着て、帶を締め直すと、暗がりの中を階下へ降りて行つた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
お庄は帯を締め直すと、二階に忘れて来た手※を捜しに上った。
徳田秋声 足迹 青空文庫
同時に堪え難い空腹に襲われかけている事に気が付いたので、傍に落ちていた帯を締め直すや否や、右手を伸ばして、生温かい牛乳の瓶を握りつつ、左手でバタを塗すくった焼|麺麭を掴んでガツガツと喰いはじめた。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
最初に此家へ来た時の通りの手甲脚絆に身を固めて、角帯をキリリと締め直すと、押入の前にキチンと坐った。
夢野久作 骸骨の黒穂 青空文庫
勿論、私の今の家には座るべき座敷がないのだから、和服では裾が寒くて堪らない上に、私のやせぎすは、腹が内側へ凹んでいるために、日に幾度ともなく、帯を締め直す煩に堪えない事もあるのである。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
闇太郎は、一人ぐらしの気易さ、二たまわりの平ぐけを、きゅッと締め直すと、入口の戸を引き寄せて、突ッかけ草履――三の輪の方へ出かけたが、婆さんが、駄菓子をあきなって、伜はふらふらして、手あそび稼業、闇太郎と、しじゅう賭場で顔を合せる、ならずの新吉という男を訪ねた。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
「何でえ、何でえ」 道庵先生がムックリと跳ね起きて、寝巻の帯を締め直す隙もなく、枕許にあった薬研を抱えて玄関へ飛び出しました。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
緩んでいたネジをドライバーでしっかりと締め直した
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決勝戦を前に、選手たちは気を引き締め直してコートに向かった。
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途中で靴紐がほどけたので、一度立ち止まって締め直した
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