こませ
こませ
名詞
標準
scattering bait to attract fish
文例 · 用例
それを十分具体的にのみこませた上でなければ、百姓は立ち上って来ないのである。
— 黒島傳治 『選挙漫談』 青空文庫
そして、倉庫に休んでいる品々を別の橇に積みこませた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
」 そして彼は、イワンに橇を止めさせると、すぐとびおりて、中隊長と云い合っている吉原の方へ雪に長靴をずりこませながら、大またに近づいて行った。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
それ故、役員は、死者を重傷者にして病院へかつぎこませる。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
小便が汚なかつたから場所を變へて、眼を夜景のなかに吸ひこませた。
— 梶井基次郎 『太郎と街』 青空文庫
行進 (五) セットの終ったころ、田島は、そっとまた美容室にはいって来て、一すんくらいの厚さの紙幣のたばを、美容師の白い上衣のポケットに滑りこませ、ほとんど祈るような気持で、「グッド・バイ。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
このやうな暗闇のなかでどんな刺繍ができるものかと、少年は拔けめのない紳士のやうに、鼻の兩わきへ深い皺をきざみこませ口まげてせせら笑つたものである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
このような暗闇のなかでどんな刺繍ができるものかと、少年は抜けめのない紳士のように、鼻の両わきへ深い皺をきざみこませ口まげてせせら笑ったものである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
作例 · 標準
船の上からこませを撒くと、あっという間にアジの群れが集まってきた。
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こませに使うアミエビの独特の臭いが、いつまでも指先に残っている。
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「こませを撒くタイミングが重要なんだ。焦ってはいけないよ」
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