紙衾
かみぶすま
名詞
標準
文例 · 用例
看板を書かえる隙もない、まだ出たてだという、新しさより、一人旅の木賃宿に、かよわい女が紙衾の可哀さが見えた。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
捨てて置け」と、父の行綱は皺だらけになった紙衾を少し掻いやりながら、蘆の穂綿のうすい蒲団の上に起き直った。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
いつも早起きのあの翁が日の高うなるまで戸をあけぬのを不審がって、近所のものが隙きまからそっと覗いてみたら、翁は紙衾から半身這い出して、両手に空をつかんだままで……。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
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紙衾(かみふすま)とは、和紙を原料とした寝具である。
出典: 紙衾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0