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聾者

ろうしゃ
名詞頻度ランク #26657 · 青空 46
1
標準
deaf person
文例 · 用例
そういうわけで盲人や聾者の心理というものに多大な興味を感ずるようになった。
寺田寅彦 鸚鵡のイズム 青空文庫
夜は屋の外の物音や鉄瓶の音に聾者のような耳を澄ます。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
それでその著者は聾者のための音楽が可能であろうということを論じ、また普通の健全な耳を持っている人でも、音楽を享楽するのに耳だけによるのではなくて実は触感も同時に重大な役目を勤めているのではないか、そうして、それを自覚しないでいるのではないかという意味のことを述べている。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
こういう意味でわれわれはわれわれの直接の対話の相手の言葉以外にはかなりな聾者であり、また「外国人」である。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
濃霧はそそぐ……数の、見よ、人かげうごき、闌くる夜の恐怖か、痛きわななきにただかいさぐる手のさばき――霊の弾奏、盲目弾き、唖と聾者円ら眼に重なり覗く。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
たゞ昔と明らかに変るところは、完全な聾者になつてゐたことである。
牧野信一 山峡の凧 青空文庫
わたしは、その時も一ト月あまりも彼の屋敷に滞在して製作の助手をつとめ、その後も何故か冬になると、聾者の爺いさんと酒を酌む静けさが慕はれて、遥々と馬に乗つて訪れた。
牧野信一 山峡の凧 青空文庫
なほ『准南子』には、障気に盲者多く、嵐気に聾者多く、林気に瘤者多く、木気に傴者多く、岸下の気に腫者多く、石気に大力者多く、谷気に痺者多く、丘気に狂者多く、陵気に貪者多く、流水の気に仁者多く、暑気に夭者多く、寒気に寿者多しなどと説いている。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
作例 · 標準
彼女は手話通訳士として、聾者の社会参加を支援する活動を行っている。
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映画館では、聾者のために入場時に字幕付きグラスの貸し出しを行っていた。
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彼は生まれつきの聾者だが、音楽のリズムを床の振動で感じ取るのが得意だ。
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