父神
ふしん
名詞
標準
文例 · 用例
事代主の神は父大國主の神の和魂をうけつぎ、建御名方の神は同じ父神の荒魂をうけついだといはれてゐる。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
其が、父神(ゐきい神)母神(おめない神)の位に分れる。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
呪言の神を、高天原の父神・母神として居るのである。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
呪言の創始者は、古代人の信仰では、高天原の父神・母神とするよりも、古い形があつた様である。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
又謂はゞ、通常称する所の鴨神の其父神大国主、更に其父神すさのをにも、共通する部分がある。
— 折口信夫 『唱導文芸序説』 青空文庫
素盞嗚尊の、父神の許を得て、姉神なる天照太神と相見んと欲して、天に昇りし時に、溟渤之が為めに轟きただよい、山岳之が為めに、鳴り※えたり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
この母神その子クロノスに勤めて、父神ウラノスを殺さしむ。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
かくて、殺されし父神の呪咀、殺せし其子の身にかかりて、後に至りて、クロノスも亦た、同様の運命に遭遇するに至る。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫