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後鬼

ごき
名詞
1
標準
文例 · 用例
葛城の神を駆使したり、前鬼後鬼を従えたり、伊豆の大島から富士へ飛んだり、末には母を銕鉢へ入れて外国へ行ったなどということであるが、余りあてになろう訳もない。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
自分は放課後鬼怒川の上流の寫眞二三葉を懷にして佐治君の下宿を訪うた。
長塚節 教師 青空文庫
頭巾を冠り行衣を着、高足駄を穿き錫杖を突き、その足下に前鬼後鬼の二人の山神を跪かせている。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
おなじ役行者に役せられた大峰山下の前鬼・後鬼と言ふ鬼も、やつぱり、吉野山中の神であつたもの、と思はれる。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫
前鬼・後鬼共に子孫は人間として、其名の村を構へて居る。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫
すなわち五鬼は五人の山伏の家であろうと思うにかかわらず、前鬼後鬼とも書いて役の行者の二人の侍者の子孫といい、従ってまた御善鬼様などと称して、これを崇敬した地方もありました。
柳田国男 山の人生 青空文庫