寝湯
ねゆ
名詞
標準
lie-down bath (in a bathhouse or hot spring)
文例 · 用例
わが哀しみにくるめけるももいろうすき日のしたに白く光りて涙ぐむ洋銀の皿をたづねゆく草むら深く忘れつる洋銀の皿はいづこにありや。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
さりながら凡ての因襲から逃れて常に新らしい官能の薄明りにわれとわが霊の在所をたづねゆくわかい旅人の心にも思ひ棄てがたきは日本の笛のあはれである。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
殊に願はしく覺えしは、フエデリゴが故郷にたづねゆきて、かしこなる邪宗の人々をまことの道に歸依せしむる事なりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
カムパニアの野邊に住める媼が事を語り出で給ひしかば、我は春秋の天氣好き折、かしこに尋ねゆきて、我|臥床の跡を見、媼が經卷|珠數と共に藏したる我畫|反古を見、また爐の側にて燒栗を噛みつゝ昔語せばやとおもふ心を聞え上げぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
導者あちこち尋ねゆきて、片葉と稱する茸を採りしが、夜、羹となりて、膳に上る。
— 大町桂月 『赤城山』 青空文庫
さらばとて南湖を經て訪ねゆく。
— 大町桂月 『白河の關』 青空文庫
見ればその箱にはマッチを擦った痕跡もないが一体どこへ失われたのか、意見はないか」「本員にも明瞭でありませぬが、お尋ねゆえに私見を申上げます」と彼の大男はいった。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
すると向こうの谷の底に火の明りが見えるのでそこを目あてにたずねゆくと、ササの伏せ屋のなかに一人の老婆が棲んでいる。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
作例 · 標準
温泉旅館の露天風呂には、横になって入れる寝湯があった。
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寝湯に浸かりながら星空を眺めるのは、最高の贅沢だ。
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スーパー銭湯の寝湯で、ゆっくりと体の疲れを癒した。
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