粋筋
いきすじ
名詞
標準
red-light district
文例 · 用例
身共にもゆうべのその粋筋な向きとやらを、一人二人世話すると申すか」「御所望でござりましたら――」「こやつ、ぬらりくらりとした事を申して、とんと鯰のような奴よ喃。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
しかし君のことだから、別に粋筋というわけでもなかろうが……」「無論だ。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
これは、キヌギヌの疲れ、などという粋筋のものではない。
— 坂口安吾 『カストリ社事件』 青空文庫
その赤穂出の母堂は大変昔めいた人で、一人息子が粋筋の婦人と結婚したことには不満があったとか聞かされたことがある。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
五十オヤジのホテイ腹に粋筋が秘めてあるとは知る由もないお客が、握ると落付かなくなるもんじゃねえか、などと薄気味悪くニヤリとするが、オヤジは当節お客が物騒なピストルぐらい勘定代りに払いかねないということなどは頓着しないノボセ方であった。
— 坂口安吾 『出家物語』 青空文庫
そのさきに粋筋の人たちがよく願をかける被官稲荷がある。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
粋筋という言葉が自然と頭に浮ぶイキな作りである。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の吉原は、粋筋として栄え、多くの文化を生み出した。
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彼は若き日、深川の粋筋で芸事を学び、「あれこそ粋だね」と周囲を唸らせたという。
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歌舞伎役者と粋筋の女たちの交流は、当時の風俗を描く上で欠かせない要素だった。
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小説の舞台は、大正時代の東京の粋筋に設定されており、当時の華やかな生活が描かれている。
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標準
love affair
作例 · 標準
あの有名俳優の長年の粋筋が、ついに週刊誌に報じられた。
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小説の登場人物は、周囲に隠しながらも、燃えるような粋筋を続けていた。
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夫が遅くまで帰ってこなくなったので、妻は彼に粋筋があるのではないかと疑い始めた。
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若い頃の、多くの悲しみをもたらした粋筋を、彼女は今になって後悔していた。
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