外国生活
がいこくせいかつ
名詞
標準
life in a foreign country
文例 · 用例
名もない一遊子ではあるけれど、私も幼い時から、富士の影を浴びて、武蔵相模で育った一児童として、永い間の外国生活から、故国へ放還された一旅人として、親友と、子供と、忠実なる案内者とに囲まれて、今富士の膝下へ来て亡き母の顔に見えまつるが如く、しみじみと見ているのだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
父は鏡子の明治型の瓜実顔の面だちから、これを日本娘の典型と歓び、母は父が初老に近い男でも、永らく外国生活をして灰汁抜けのした捌きや、エキゾチックな性格に興味を持ち、結婚は滑らかに運んだ。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
長い外国生活をして来てまだ下駄に馴れないかの女は、靴を木履のように造らせて日本服の時用いるための履きものにしていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
妙なもので、君たち「洋行者」は、君たちの外国生活に於けるみじめさを、隠したがる。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
一年半ばかりの外国生活が、しかし臆病な彼女の感情を可なり変化させてしまつた。
— 徳田秋聲 『二つの失敗』 青空文庫
外国生活の間には、誰しも自分の生れた国をさまざまの面から深くながめ、理解するものであるが、この場合には面白いことに、日本というものが総括的につかまれて、世界のただ中でそれが感じられるのであるから、その気持も、またいわゆる故郷をおもう気持といささか違った複雑な内容をもっている。
— 宮本百合子 『故郷の話』 青空文庫
エレンブルグは、その気質、年齢、外国生活のながい経験などによって、アメリカの社会生活と自分との関係を一定の規準で設定する技術をもっている。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
長く外国生活をして来た人らしいことは一目見たばかりで岸本にも直にそれと分った。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
彼はブログで、慣れない外国生活の苦労や新しい発見を面白おかしく綴っている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
初めての外国生活では、言葉の壁よりも食文化の違いに戸惑うことが多かった。
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長年の外国生活を終えて帰国したが、今でも時々現地の友人と連絡を取り合っている。
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転勤で来年から外国生活が始まるので、家族で英会話の勉強を始めた。
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