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春昼

しゅんちゅう
名詞
1
標準
spring day (which seems long and quiet)
文例 · 用例
春昼太宰治-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)工合い------------------------------------------------------- 四月十一日。
太宰治 春昼 青空文庫
菜の花や鯨も寄らず海|暮ぬ 菜種畠の遠く続いてる傾斜の向うに、春昼の光に霞んだ海が見え、沖では遠く、鯨が潮を噴いてるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
一例として桜狩美人の腹や減却す人間に鶯鳴くや山桜 人里離れた深山の奥、春昼の光を浴びて、山桜が咲いているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
楚歌一身に聚りて集合せる腕力の次第に迫るにも関わらず眉宇一点の懸念なく、いと晴々しき面色にて、渠は春昼|寂たる時、無聊に堪えざるもののごとく、片膝を片膝にその片膝を、また片膝に、交る交る投懸けては、その都度靴音を立つるのみ。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
しばらく轆轤台の軋る音だけが春昼の閑けさの中に耳につく。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
上下をすべて切って廻せば、水仕のお松は部屋に引込み、無事に倦飽みて、欠伸を噛むと雑巾を刺すとが一日仕事、春昼|寂たりという状なり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
楚歌一身に聚りて集合せる腕力の次第に迫るにもかかはらず眉宇一点の懸念なく、いと晴々しき面色にて、渠は春昼寂たる時、無聊に堪えざるものの如く、片膝を片膝にその片膝を、また片膝に、交る交る投懸けては、その都度靴音を立つるのみ。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
四方一帯、春昼の埃臭さのなかに、季節に後れた沈丁花がどんよりと槙の樹の根に咲き匂っている。
――二つの連作―― 青空文庫
作例 · 標準
「こんな春昼は、縁側でうたた寝するのが最高だね。」
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桜が舞い散る静かな春昼、読書にふけるのも悪くない。
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春昼の光が部屋に差し込み、穏やかな時間が流れた。
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