鴻基
こうき
名詞
標準
foundation of a great project
文例 · 用例
こはすなはち邦家の經緯、王化の鴻基なり。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
」 軍医は、上唇を横にかすり取られた幼なげな男に、こうきいた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
けれども、また亡くなった鷲の大臣が持っていた時は、大噴火があって大臣が鳥の避難のために、あちこちさしずをして歩いている間に、この玉が山ほどある石に打たれたり、まっかな熔岩に流されたりしても、いっこうきずも曇りもつかないでかえって前よりも美しくなったという話ですよ」 兎のおとうさんが申しました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
そして、こうきいた。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
むこうがああきた、そこであすこをパチンとおさえた、それからこうきたから、こうにげたが、あれはやっぱり、こっちのところへ、こうわたるべきだったなどと、むちゅうになって、歩いてきました。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
」おいのりがこうきこえだす。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
林田のところへ送っておいた小説は」 こうきくと、あの男は急に顔を暗くした。
— 菊池寛 『無名作家の日記』 青空文庫
野々宮君の話によるとここは昔はこうきれいではなかった。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
初代社長が築き上げた鴻基を汚さぬよう、社員一丸となって社業に励んでいる。
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この大聖堂の鴻基が定まったのは数百年も前のことで、今もなお増築が続いている。
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歴史に名を残す偉業の影には、目立たぬ場所で鴻基を支えた人々がいる。
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