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石中

せきちゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
そして壽阿彌の墓は傳通院に移された墓石中には無かつた。
森鴎外 壽阿彌の手紙 青空文庫
二葉亭は明石中佐や花田中佐の日露戦役当時の在外運動を頻りに面白がっていたから、あるいはソンナ計画が心の底に萌していたかも解らぬが、それよりはソンナ空想を燃やして儘にならない鬱憤を晴らしていたのだろう。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
二葉亭では明石中佐や花田中佐の真似はとても出来ないのを自ら知らないほどのウツケではないが、そんな空言を叩いて拠ろなしの文学三昧に送る不愉快さを紛らすための空気焔を吐いたのであろう。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
石中にしばしばガラス質の粒の含まれていることから見ると、急激な冷却を受けたことが分る。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
また一方隕石中には、地上の火成岩中に頻出する鉱物、すなわち、石英、正長石、酸性斜長石、雲母、角閃石、白榴石、霞石を含んでいない。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
彼は地殻を構成する普通の岩石中には一〇〇万立方キロメートル毎に平均八グラムのラジウムを含んでいるという結果を得た。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
引きつづいて唐から五代にも漸次かかる傾向があつて、郭忠恕が汗簡を作つた時、金石中の古文を引用したことがある。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
彼の父母は元は由緒ある武士だったのが、北条氏のため房州に謫せられ、落魄して漁民となったのだといわれているが、彼自身は「片海の石中の賤民が子」とか、「片海の海人が子也」とかいっている。
――予言僧日蓮―― 学生と先哲 青空文庫