縮地
しゅくち
名詞
標準
shukuchi (rapid movement techniques)
文例 · 用例
縮地術、遠耳術、遠観術、震天術、クレボヤンス式のこれらの諸術も、彼の説明による時は、決して決して不可能ではなかった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
飛天術も縮地法も、非常にむずかしい修法である。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
遠観術すなわちクレボヤンはまた、今日のいわゆる催眠術要素を、きわめて多量に持っていて、千里耳、縮地法を加味したものであり、千里を離れた目的物の、情況を知るところの術であった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
たしかに手ごたえはあったらしいが、かれもさるもの、すばやく隠形の印をむすび、縮地飛走の呪をとなえるかと見れば、たちまち雷獣のごとく身をおどらせ、おどろく人々の眼界から、一気に二、三町も遠くとびさってしまった。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
汽車は誠に縮地の術で、迂路とは思いながら時間ははるかに少く費用は少しの余計で行く路があって見れば、山路に骨を折る人の少なくなるのは仕方がない。
— 柳田国男 『峠に関する二、三の考察』 青空文庫
金剛わらんじの足の指が、百足の背みたいに、一|縮一縮地をにじり詰めてくる。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
そこへ後ろから馬を飛ばしてきた仲達が、口々にいう嘆を聞いて、さてはと悟り顔に、「察するにこれは、孔明のよくなす八|門遁甲の一法、六甲天書のうちにいう縮地の法を用いたものであろう。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
「ああそれで縮地の法の手段が読めた。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまるで縮地の法を使ったかのように、一瞬で背後に回り込んだ。
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伝説の武芸者は縮地を用いて、千里の道を瞬く間に移動したという。
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漫画の主人公が放つ縮地のステップは、敵の目を欺くほど速い。
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ウィキペディア
縮地(しゅくち)とは、道教神話に登場する仙術の一つである。
出典: 縮地 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0