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揉め

もめ
名詞頻度ランク #31162 · 青空 31
1
標準
quarrel
文例 · 用例
とても恐ろしゅうて恐ろしゅうて、気が揉めて気が揉めて……という涙ながらの物語で、蔵元屋の内幕を洗い泄い喋舌って帰りましたが、イヤモウ肝の潰れるお話ばっかりで……」 松倉十内はここが大事と思ったらしく、眼を丸くしたまま点頭いた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
が、実はこの怪異を祈伏せようと、三山の法力を用い、秘密の印を結んで、いら高の数珠を揉めば揉むほど、夥多しく一面に生えて、次第に数を増すのである。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
こゝらも大揉め揉めたんですが、それでもまあ何うにか斯うにか折合が附いて……。
岡本綺堂 赤い杭 青空文庫
其の氣の揉めること情ないことゝ謂ツたら無い。
三島霜川 水郷 青空文庫
しかし客はそればかりではなく、松島も気が揉めるので、ここへ出てから二年目、前借もあらかた消えたところで、彼女は思い切って足を洗い、母や弟妹たちと一緒に、やがて湯島に一軒家をもったが、結局それも長くは続かず、松島の商売も赤字つづきで、仕送りも途絶えがちになったので、今度は方嚮をかえ公園へ出た。
徳田秋声 縮図 青空文庫
それにあまり足しげく行かないはずであった松島も、ここは一層気の揉めることが多く、小菊は滅茶々々に頭髪をこわされたり、簪や櫛を折られたりしがちであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
ある時も銀子が栗栖の座敷にいると、彼は気が揉めてならず、別の座敷へ上がってよその芸者をかけ、わざと陽気に騒いだりして、苛々する気分を紛らせていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
食品を運んで来る女中は、わたくしたち中年前後の夫妻が何か内輪揉めで愁歎場を演じてるとでも思ったのか、なるべくわたくしに眼をつけないようにして襖からの出入りの足を急いだ。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
作例 · 標準
「そんなに些細なことで揉めを起こすのはやめなさい。」
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「隣の家との揉めがこじれて、結局弁護士を立てることになった。」
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「彼との揉めは、元をたどれば金銭的な誤解から始まっていた。」
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