大人しく
おとなしく
副詞頻度ランク #20260 · 青空 0 例
標準
meekly
文例 · 用例
けれども出左張屋でなく奇麗な口をムツチリ噤んで大人しくしてゐれば、それがまた妻君には癪なんだらうから………。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
薬でもなかなか大人しくのまぬ。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
かくのごとく我儘であるくせにまた甚だしく臆病な彼は、自分で断然年賀端書を廃して悠然|炬燵にあたりながら彼の好む愚書濫読に耽るだけの勇気もないので、表面だけは大人しく人並に毎年この年中行事を遂行して来た。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
その下に小さな子供が二、三十人も集まって大人しく坐っている。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
近在の人らしい両親に連れられた十歳位の水兵服の女の子が車に酔うて何度ももどしたりして苦しさうであるが、苦しいとも云はずに大人しく我慢してゐるのが可愛想であつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
私が其處へ來る前から、中學の一年か二年位と見える子供が唯一人材木の上に腰をかけて居たが、私が描き始めると傍へ來て大人しく見て居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
近在の人らしい両親に連れられた十歳くらいの水兵服の女の子が車に酔うて何度ももどしたりして苦しそうであるが、苦しいともいわずに大人しく我慢しているのが可哀相であった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
純潔な処女をこの一角の怪獣の棲家へ送り込むと、ウニコールがすっかり大人しくなって処女の胸に頭をすりつけて来る。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
作例 · 標準
例句