興亡盛衰
こうぼうせいすい
名詞
標準
rise and fall
文例 · 用例
その埋め合わせというわけでもないかもしれないが、昔から相当に戦乱が頻繁で主権の興亡盛衰のテンポがあわただしくその上にあくどい暴政の跳梁のために、庶民の安堵する暇が少ないように見える。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
」 と言って、女中にお酌でもさせてもらうように遠まわしの謎を掛けたりなどしてみたのであるが、彼は意識的にか、あるいは無意識的にか、一向にそれに気附かぬ顔をして、この港町の興亡盛衰の歴史を、ながながと説いて聞かせるばかりなので、私はがっかりした。
— 太宰治 『母』 青空文庫
人類の発展には一貫の意味目的があって、国家は各その一部の使命を充す為に興亡盛衰する者であるらしい(万国史はヘーゲルのいわゆる世界的精神の発展である)。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
まして、この大湖の岸には、飛騨の高山と違って、日本|開闢以来の歴史があり、英雄武将の興亡盛衰があり、美人公子の紅涙があるのです。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
歴史の教科書を捲るたびに、国家の興亡盛衰の激しさに圧倒される。
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創業100年の老舗企業といえど、業界の興亡盛衰からは逃れられない。
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この廃墟となった城跡は、かつての王朝の興亡盛衰を静かに物語っている。
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