評判になる
ひょうばんになる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to be talked about
文例 · 用例
その男のことが先生の生れた釧路の方で評判になると、似而非者が五六人できて、北海道をあちこちと歩き廻るようになったんだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
君は、こんどの公演で、きっと評判になるだろう、けれども、それは、君がうまいからじゃないんだ、日本の俳優が、それだけ、おくれているということなんだ、そう言っていた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
君は、こんどの公演で、きつと評判になるだらう、けれども、それは、君がうまいからぢやないんだ、日本の俳優が、それだけ、おくれてゐるといふことなんだ、さう言つてゐた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
夫婦の間には二人の娘まで出来て、家庭は至極円満であったが、ふとしたことから囲碁に興味を持って、素人|碁客の間では評判になるようになった。
— 田中貢太郎 『法華僧の怪異』 青空文庫
おりおりは音楽の会などを世間の評判になるほど派手にあそばして、院の陛下の御生活はきわめて御幸福なものであった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
『優曇華物語』の喜多武清の挿画が読者受けがしないで人気が引立たなかった跡を豊国に頼んで『桜姫全伝』が評判になると、京伝は自分の作が評判されるのは全く挿絵のお庇だと卑下して、絵が主、作が従だと豊国を持上げ、豊国絵、京伝作と巻尾の署名順を顛倒さした。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
今見れば何でもない拙い画であるが、好奇心から評判になると同時に道学先生の物議を醸し、一時論壇は裸体画論を盛んに戦わして甲論乙駁暫らくは止まなかった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
何一つ立派な仕事は残さなかつたが、一代のうちに十六人の女房を持つたといふので、かなり世間の評判になる事が出来たのは飛んだ幸福であつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
彼が描いたイラストがSNSで「可愛すぎる」と評判になり、瞬く間に拡散された。
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下町の小さなパン屋がテレビで紹介され、全国的に評判になった。
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新発売のドリンクが、その意外な組み合わせで評判になっている。
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