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源氏香

げんじこう
名詞
1
標準
Genjiko
文例 · 用例
枡、目結、雷、源氏香図などの模様は、平行線として知覚されることが必ずしも不可能でない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
ここは松の間というけれども、実は源氏の間とでもいった方がふさわしいのでしょう、十余畳も敷けるかなり広い一間ですが、その襖の腰にはいっぱいに源氏香が散らしてある。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
「御勉強のようですね」「いいえ、何もしていやしませんの」「御病人は……」といって、北原が、二間打抜きの源氏香の隣りの間を、そっと見ると、屏風を後ろにして、炬燵を前につっぷしている一人の人を認めました。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
この源氏香の間というのが、偶然にも――実は偶然でもなんでもなく、竜之助が引籠っていたその部屋で、お雪ちゃんもその次の座敷にいて、絶えず往来していたのです。
弁信の巻 大菩薩峠 青空文庫
さきほど、たった一人で、長い廊下を伝って二重の段梯子を上り、間違いなく、この源氏香の間に辿り着いた弁信。
弁信の巻 大菩薩峠 青空文庫
なるほど、森閑としたこの源氏香の間には、すやすやとした弁信の軽い寝息のほかに何物もありません。
弁信の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
茶道では、源氏香の遊びが取り入れられることがある。
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彼女は源氏香の組み方を瞬時に言い当てた。さすがだ。
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源氏香の図は、和歌や文学作品にもしばしば登場する。
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ウィキペディア曖昧さ回避

源氏香(げんじこう) 香道における聞香の遊びの一種。→香道の項参照。 文様・家紋の一種。上記の源氏香より出たもので、和服などにひろく用いられる日本固有の意匠である。→香の図の項参照。

出典: 源氏香 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0