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雀の子

すずめのこ
名詞
1
標準
sparrow chick (kigo)
文例 · 用例
いいとしをして雀の子のあとを追ひ廻すなんて、呆れたばかだよ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
濕つた羊齒をかき分けると可愛らしい松茸が雀の子のやうにうづくまつてゐた。
岡本かの子 秋雨の追憶 青空文庫
雀、雀、雀の子らは、ちゆうちゆうぱたぱた、その梭ひろひ。
北原白秋 とんぼの眼玉 青空文庫
雀の子を犬君が逃がしてしまいましたの、伏籠の中に置いて逃げないようにしてあったのに」 たいへん残念そうである。
若紫 源氏物語 青空文庫
家根に巣をつくつてゐた、雀の子が、ある朝、天井裏に迷ひ落、チイ/\悲鳴をあげて、天井板をあるき廻つた、私はその逃げ場をつくつてやるために、天井板を一枚はづしてをいたが、雀の子は明かるみを発見して、果してそこからパッと室内に舞をりた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
この出来事のために、私達は騒ぎ立て、バタ/″\逃げまはる雀の子を室中をひ廻し、妻もまた近頃にない、朗かに晴れた顔をした。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
捕へた雀の子の足に、もみの布をゆはひつけて放してやつたが翌朝歯を磨いてゐた妻が、不意に頓狂な声をたてた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
窓際の柵の上に、前日捕へた雀の子が、もみの布を、ぶら/″\さげてとまりしきりにあちこち見まはしてゐたからだ。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
作例 · 標準
軒先の巣から雀の子が顔を出し、親鳥が運んでくる餌を待っている。
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「あ、雀の子が地面で鳴いてる! 近くに親鳥がいるから、そっとしておこう」
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雀の子が羽をバタつかせて必死に飛ぶ練習をしている姿は、見ていて飽きない。
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